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坂本 幸夫; 鈴木 友雄*; 佐藤 理*; 平山 英夫*
Journal of Nuclear Science and Technology, 37(Suppl.1), p.484 - 487, 2000/03
点減衰核積分法による線遮蔽計算法の計算精度を向上させるため、線ビルドアップ係数データの算出法の検討を行った。現在ANSI/ANSの標準データとして使用されているPALLASコードによる高原子番号の元素のデータは、高エネルギー線について制動輻射線が前方に放出されると近似しているため、電磁カスケードモンテカルロコードEGS4による結果に比べて過大評価となっている。このため、遮蔽体中での線の挙動をPALLASコードより詳細に取り扱うBERMUDAコードで単一層の鉛における線ビルドアップ係数の計算を行った。低エネルギー領域については蛍光X線の効果、高エネルギー領域についてはEGS4コードで計算した制動輻射線生成マトリックスを組み込むことにより、制動輻射線の効果を考慮した。これにより、BERMUDAコードを用いて低エネルギーから高エネルギーまで一貫して線ビルドアップ係数を算出できる見通しを得た。
中島 篤之助; 高島 教一郎; 伊藤 照一
日本金属学会誌, 31(8), p.993 - 998, 1967/00
沸騰軽水型動力炉の燃料被覆材や、重水炉の被覆材・構造材として用いられるジルコニウム合金中もっとも重要な合金はジルカロイ-2と呼ばれるもので、ASTMで規定されている合金組成はつぎのとおりである。これらの合金成分の分析法として湿式化学分析法がすでにJIS法として制定されている。著者らは非破壊分析が可能であること、伸展材に対しても適用しやすいという利点を有する蛍光X線分析法の検討を試みた。その結果適当な標準試料さえ準備できれば、きわめて迅速であるだけでなく、精度・正確度ともに実用上十分であることが確かめられた。